【コンテナ(海コン)ドライバー】初心者が注意すべき3つの事を解説

目次

はじめに

この記事は、実際に僕が初心者の頃に失敗した経験を基に書いてみました。

  1. シャーシ連結時の事故
  2. シャーシ切り離し時の事故
  3. ツイストロックのかけ忘れ

今回、この3つの事について書きましたが、いずれも大事故につながるものです。

僕の場合、幸い大きな事故にはならなかったので助かりましたが、たまたま運が良かっただけなので、皆さんも十分注意するようにしてください。

各項目ごとに実例と対策を書いていきますので、ぜひ参考にしていただき、事故なく仕事をしていっていただければと思います。

1、シャーシ連結時の事故

高切りに気付かない

ピンが通り過ぎる
ヘッドのテールがシャーシに接触する

シャーシ連結時のやってしまいがちな事故の例として、高切りしている事に気付かずに、キングピンがカプラーを通り越してしまい、ヘッドのテールとシャーシが接触し、ヘッドのテールが破損してしまう事です。

もしかすると、もうすでに経験されている方がいらっしゃるかもしれません。

僕も実際にこれを経験し、ヘッドのテールレンズ(架装品)を割ってしまいました。

キングピンがカプラーを通り越して引っかかる

ピンがカプラーの先端に引っ掛かっている状態

カプラーがキングピンを通り越したところで引っかかる状態です。

カプラーがロックしているかをシャクって確認するも、カプラーがロックしている感じでヘッドが動かないため、ロックしていると勘違いしてしまいます。

ですが、画像を見てもわかるように、ただ引っかかっているだけなので、走行しているとズレていってしまいシャーシが落ちます。ひどければ、その時にエアーホースなども切断されてしまい、走行不能になります

僕の場合は、発進してすぐにハンドルを切った際、ミラーに映るシャーシの動きに違和感があった為、車から降りて確認したところ発見できたので、その場ですぐに対処でき、何事もなく済みました。

対処法

ピンがカプラーを通り越して引っ掛かってしまった場合は、まず落ち着いてヘッドのエアサスを目一杯上げます。

上がったところで、アウトリガー(足)を巻いて出してください。

次に、上げていたヘッドのエアサスを今度は目一杯下げます。

おそらく、まだ微妙にピンがカプラーに引っ掛かっている可能性があるので、カプラーの先端を手で下げてやります。

対策:シャーシ連結時は目視で確認を!

画像1 シャーシがカプラーに乗っかっているか目視で確認!
画像2 ピンがカプラーを通過する
画像3 接続ができている

事故の対策としては、シャーシ連結時は、シャーシがカプラーに乗っかっている状態を目視で確認しながらバックします。

たったこれだけで防げる事故なので、めんどくさがらずに実践しましょう。

よくミラーを見ながらバックしている方を見かけますが、これをしていると画像2のような、カプラーがピンを通り越してしまう事が必ず起こります。

僕は一度やってしまってから、以後必ず画像1のように目視でカプラーにシャーシが乗っかるのを確認しながらシャーシを繋げるようにしています。

「ガチャン!」と無事にピンがカプラーに入ったら、運転席のメーターパネルでカプラーロックのランプの確認し、ランプ点灯を確認後にピンが抜けないか、再度前進する(しゃくる)ようにしています。

  • 連結時は目視で確認
  • メーターのカプラーロックランプ点灯確認
  • ホースを繋ぐ前に、さらに前進して(しゃくって)確認

2、シャーシ切り離し時の事故

ホースが繋がったままの状態で発進

今度は逆にシャーシを切り離す際に起こる事故です。

図のように、ありがちな例としてホースが繋がったまま切り離して発進してしまい、ホースが切断します。

酷ければ、切れたホースが飛んできてヘッドの後ろのベッド窓に当たり、ガラスも割れます。

あとは、アウトリガーの出し忘れでシャーシが落ちてしまう事故です。

最初の横乗り研修などで、おそらく先輩に「切り離しの作業は自分が決めた順番を必ず守れ」と教えられたと思いますが、本当にこれが大事です。

例えば、切り離し時の僕の手順でいうと

  1. 駐車して降車
  2. 各ホースやケーブルを外す
  3. アウトリガーを出す(脚を出す)
  4. カプラーロックを解除
  5. 乗車して切り離し(目視確認)

僕はこの自分で決めた順番を必ず守ることを先輩に口酸っぱく言われました。

それにも関わらずシャーシを落としましたし、エアーホースの切断したこともありました。

アウトリガーの出し忘れでシャーシを落とした時は、ものすごく慌てていて、切り離したら「ド〜〜ン!」です。

エアーホースを切った時は、考え事をしていてものすごくイライラしてホースを外し忘れ、そのまま発進して切断させてしまいました。

なぜか?

それは、この事故が起こる原因として多いのが

  • 電話をしながら作業
  • いつもと違う順番で作業
  • 作業途中で違う事をする
  • 考え事をしながら作業
  • 慌てて作業する

これが原因です。

対策:集中!最後は目視で確認を!

電話や考え事をしながらの作業は気が散って本当に危険なので、ここは集中して作業しましょう!

あとは、どうしてもいつもと同じ順番で作業ができない場面に出くわす時があるので、その時は常に自分に「順番が違う」ということを、作業が終わるまで言い聞かせながら動くようにしてください。

切り離しの際はゆっくりと発進し、ホースが外れているか?アウトリガーが出ているか?を目視で確認するようにしましょう

アウトリガーに関しては運転席からは見えないので、僕の場合、ヘッドのカプラーがシャーシから外れたところでヘッドのエアサスをある程度下げて発進するようにしています。

これをすることによって、カプラーがシャーシから抜けた時にアウトリガーがちゃんと出てれば、ヘッドとシャーシに隙間ができます。

連結時同様、切り離す際に目視での確認をすることでこの事故は防げます

3、ツイストロック(ロックピン)のかけ忘れ(解除忘れ)

ロックピンがかかっている状態
ロックピンがかかっていない状態

ツイストロック(ロックピン)のかけ忘れ

ツイストロックがかかっていない状態

このツイストロックのかけ忘れも非常に多いです。

唯一、コンテナがシャーシから落ちないようにするもので、このロックをかけ忘れると、酷ければシャーシからコンテナが外れて落下します。

基本、4点全てのロックをしなければ道路交通法違反にもなりますので、忘れずに必ずロックしましょう。

このロックし忘れに関しても、かけ忘れが多い原因として「電話している」ことが多いです。

僕も経験がありますが、コンテナをピックしたときに電話をしていて1箇所ロックを忘れてしまい、ヤード近くの会社の車庫まで気が付かなかった事がありました。

やはり気が散るので、電話しながらの作業は控えましょう

いいとは言えませんが、ロックのかけ忘れがまだ1箇所だけなので良かったですが、誰かがピックしたコンテナを繋いだ際、ロックが4点全てかかっていなかった事が今まで何度かあります。

  • 電話しながらの作業は避ける
  • オンシャーシ(コンテナの載っているシャーシ)を繋ぐ際は、必ずツイストロックがかかっているか確認する

ツイストロックの解除忘れ

ツイストロックがかかっている状態

反対にツイストロックの解除し忘れです。

実入りコンテナの搬入などでロックの解除を忘れていて、そのままヘッドごと吊り上げられる事故です。

これに関しては僕はないですが、事故が起こったというのは聞いたことがあり、かなり危険な状態だったと聞きました。

大きな事故になるので、このロック解除に関しては多くのヤードで注意喚起を促しています。

初心者が注意すべき3つの事 まとめ

以上、初心者が注意すべき3つの事を紹介しました

事故防止のポイントとしては

  • 目視での確認
  • 気が散ることは避ける
  • 慌てない

シャーシの連結と切り離しは必ず目視での確認を行うことで防げる事故ですので、この癖をつけるようにしてください。

電話や考え事など気が散ることは避け、集中する所は集中しましょう。

慌てるとミスをする確率が大幅に増え危険なので、普段から落ち着いて作業するように心がけてください。

特に初心者の方は、シャーシの連結や切り離しの際など、自分の決めた順番やルールを徹底して守ることで事故防止ができます。

冒頭でも書きましたが、今回紹介したことは1つ間違えると大事故になるということを認識していただき、新たに業務に励んでいただければと思います。

そんな感じで少しでも事故が起きないよう皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

では、ご安全に!

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この記事を書いた人

こんにちは。バルです。

大阪在住でコンテナドライバーをしています(ドライバー歴8年目)
どうしてもトレーラーに乗りたくて前職を退職し、全くの未経験からトレーラードライバーに転職

現在は念願のトレーラーに乗れて、毎日楽しく仕事をしています。

自分みたいな未経験からトレーラードライバーを目指す方に向けた情報を発信していきます。

よろしくお願いいたします!

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