「海コンのバック、怖くてたまらない…」
「後ろが詰まるとパニックで頭が真っ白になる…」
海コン(海上コンテナ)ドライバーになりたての頃、誰もが一度は「狭い現場」や「道路を塞いでのバック」で冷や汗をかいた経験があるはずです。クラクションを鳴らされ、焦れば焦るほどハンドル操作は狂い、事故の影がちらつく。
そんな状況は本当につらいですよね。
しかし、結論から言うと、バック駐車で一番大切なのは「技術」ではなく「焦らないメンタル」です。
確かに技術は必要です。必要ですが、何よりメンタルが大きいと言えます。
僕自身、新人の頃に15分も道路を塞いでパニックになった事もあります。
そんな僕だからこそ断言できる、「多少待たせても大丈夫」と思えるコツがあります。
この記事では、僕の失敗談をもとに、狭い現場でもパニックにならず、落ち着いてハンドルを握るための考え方を解説します。
読み終える頃には、バック駐車のプレッシャーが少し軽くなっているはずです。
なぜ駐車時にパニックになるのか?

海コン特有の事情
海コンの仕事では、そもそも環境が厳しいケースが多いです。
「ここコンテナで来るかぁ!?」みたいな狭い配達先も多く、バックカメラもついていないシャーシがほとんどです。
僕の会社でも、バックカメラがついているシャーシはありません。
なので、狭い現場などではバックの最中に何度も車から降りて状況を確認しに行く事も普通にあります。
その間、どうしても道路を塞いでしまい、一般車の流れを止めることになります。
さらに、道中の狭い交差点も同じで、一回で曲がれず切り返しているうちに後ろが詰まる。こうした状況が重なります。
こんな状況で普通にいられる方がめずらしいわけで、「早よせな!」「俺のせいですいません!」と言うのが普通です。
でも、ここで重要なのは「慌てない」です。
慌てるとロクな事がない
慌てると本当にロクな事がないです。
いつもはできることもできなくなりますし、何より周りが見えなくなってしまいます。
歩行者や自転車、バイクなどは、こちらがバック駐車で手こずっている最中でも、ちょっとの隙間があれば通ろうと突っ込んできますので、ものすごく怖いです。
この時に焦って周りが見えてないと、こういう方達と接触し事故になります。
失敗談:15分道路を塞いだ日の話

僕が初心者だった頃、ある配達先でどうしても駐車が決まらず、約15分間、道路を塞いでしまったことがあります。
「ヤバい!、早よ入れな!」
そう思えば思うほど、足は震え、変な汗が出てきます。
実際に、同じ経験された方もいてるのではないでしょうか?
周りからはクラクションを鳴らされるし、視線も刺さるように感じて完全にパニック状態です。
そんな状態ではハンドル操作がおかしくなり、余計に時間がかかってしまいます。
この経験から、僕ははっきり分かりました。
一番危険なのは、技術不足ではなく焦りだということです。
道を塞ぐのは仕方がない「仕事の一部」と考える
今の僕は、当時とは考え方がまったく違います。
多少道路を塞いだとしても
「はいはいごめんね〜、でも仕事やねん。ちょっと待っててくださいよ〜」
と心の中で思えます。
もちろん、わざと迷惑をかけていいわけではないです。
ただ、必要以上に自分を責める必要もないです。
「だって、しゃあないやん!こんな狭いとこ、スッと入れる方が無理やって」
ぐらいな気持ちでいてください。
実際仕方ないですし…
逆に、早く終わらせようとして無理をすると、間違いなく事故のリスクが一気に上がります。
結果的に、周囲にも自分にもマイナスですからね。
落ち着いて操作したほうが、結果として早く終わる。
これはね、現場を重ねるほど実感できます。
僕は、一般車を塞いで混んでいる状態でも、ぶつかりそうかな?と思えば、普通に車から降りて状況を見に行きます。
それぐらい余裕を持ってください。
駐車時に意識してほしい3つの考え方

- 「待たせている時間=悪」ではない
- クラクションは基本無視
- 落ち着いて深呼吸する
ここで、初心者の方に意識してほしいポイントを整理します。
まず一つ目、「待たせている時間=悪」ではないと理解することです。
安全に入れるための時間は、必要な時間です。
次に、「クラクションは気にしすぎない」こと。
急かされても、代わりにハンドルを握ってくれる人はいません。
※ただ、周りのものに気づかずにぶつかりそうになっているのを教えてくれるためにクラクションを鳴らしてくれる方(僕もやります)もいてるので、もしクラクションが聞こえたら、一度止まって状況を確認するのがいいと思います。
最後に、「一度止まって深呼吸して落ち着いてください」
視点をリセットするだけで、状況が見えるようになります。
この3つを意識するだけで、パニックはかなり抑えられます。
メンタルが安定すると操作も安定する
別の言い方をすると、メンタルが整えば操作は自然とついてきます。
切り返しの回数も減り、結果的に駐車時間も短くなります。
つまり、上達の近道は「慣れ」は必要ですが必ずしもそれだけではありません。
落ち着く練習をすることが、最大の近道だといえます。
まとめ

結論として、コンテナドライバーに限らずですが、バック駐車や切り返しなどで慌てない人が事故も少ないですし、見ていてもカッコいいです。
初心者のうちは怖くて当然ですし、操作もままならないかとは思います。
僕も同じ道を通ってきましたし、汗も恥もいっぱい掻いてきました。
酔っ払いのおっさんに「こら!下手くそ〜!」と言われた事もありますw
「ほなおっさん乗ってみ〜!」と言いたい気持ちを抑えて「すんませ〜ん!」と謝るわけですよ…
今思えばいい思い出ですが、そうやって場数をこなすことで上手になっていきますし、技術が身についていきます。
だからこそ、今日からは「焦らないこと」を一つの目標にしてみてください。
それだけで、仕事は確実に楽になります。
そんな感じで、この記事を読んでくれた方が、落ち着いてハンドルを握れる日が来ることを心から応援しています!
では、ご安全に!


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